第8回ytv漫才新人賞決定戦の優勝者は!【2019】

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2019年3月3日(日)に「第8回ytv漫才新人賞決定戦 2018-19」が開催されます。霜降り明星は2018年にこの大会で優勝し、さらに2018年のM-1グランプリでも優勝され、関西から一気に全国区の芸人になりました。

この記事では、「第8回ytv漫才新人賞決定戦 2018-19」について、詳しく紹介いたします。

ytv漫才新人賞とは

2012年から読売テレビが主催する上方演芸の賞レースです。上方演芸を対象とした大会は他にもいくつかあり、長い歴史を持つ大会もありますが、それらと比べますとまだ歴史は浅いお笑いコンテストであります。

しかし、読売テレビは元々「上方お笑い大賞」という上方演芸の賞レースを1972年から2006年まで毎年年末に行っており、「ytv漫才新人賞」は、その「上方お笑い大賞」のDNAを受け継ぐ大会ともいえるものでありまして、「ytv漫才新人賞」の大会としての歴史は浅いのですが、その前身からも含めますと、非常に歴史ある大会と言えます。

ちなみに、2000年から2006年までの「上方お笑い大賞」では「最優秀新人賞」という枠があり、その「最優秀新人賞」を獲得した芸人は順に、陣内智則、キングコング、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、麒麟、笑い飯、NON STYLE といった今や全国区の豪華な実力者たちです。

2001年から2006年はM-1グランプリの最盛期とも言える時期で、まだまだみんなが尖っていた時期でもあり、色々な意味でおもしろかった時代でもあります。

なお、M-1グランプリは日本全国の芸人を対象とした大会ですが、ytv漫才新人賞は大阪を拠点に活動する芸人が対象のコンテストでございます。

出場資格

出場資格は、「大阪を拠点に活動する芸歴10年目までの漫才師」です。

第3回までは「芸歴」10年ではなく「結成」10年でしたので、芸歴があっても結成歴が浅ければ出場できましたが、現在はコンビ結成1年でも芸歴が10年を越えていれば出場資格はございませんので、現在の方がより若手芸人を対象とした大会になっていると言えます。

歴代優勝者

歴代優勝者は以下の通りです。

歴代優勝者
第1回(2012):モンスターエンジン
第2回(2013):銀シャリ
第3回(2014):藤崎マーケット
※第3回はわずか5点差で和牛が準優勝しています。和牛の準優勝の多さは笑いの神様のいたずらでありましょうか。
第4回(2015):学天即
第5回(2016):コマンダンテ
※第5回の準優勝はミキ。
第6回(2017):吉田たち
※第6回も準優勝はミキですので、ミキは前年に引き続き2年連続の準優勝です。吉田たちもミキも実の兄弟コンビですので、この年は実兄弟による対決となりました。
第7回(2018):霜降り明星
※霜降り明星はこの年のM-1グランプリでも優勝しました。

この歴代優勝者を見ますと、ずらりと実力者が並んだという印象でございます。優勝者なのだから当たり前だろうと思われるかもしれませんが、キングオブコントやM-1など全国区の緊張感ビリビリのコンテストでは、実力はもちろん、何の因果(いんが)かその日、その時にちょうどバチーっ!とハマった芸人がハネるということがございます。

たとえばキングオブコントでのにゃんこスターは、あの日、あの時、あのメンツ、あの順番、あのお客さん、あの空気の中でバチーっ!とハマった芸人さんであったということであり、その後の活躍に比してキングオブコントでの点数が高すぎたのではと審査に対して疑問の声が出たということがございますが、あれはあれで、そういうものであると僕は考えます。(にしても色々と思うところはございましたが)

つまり、地力があり、安定して質の高いおもしろさを提供できる芸人が必ずしも全国区の賞レースでハネるのではない。逆に、地力はまだまだ、安定感にも波があるけれど、その日どういうわけかハネる芸人もいるということであります。それだけ笑いは水物(みずもの)、予想がしづらく、だからこそ魅力的なものであります。

それに対して、関西の硬派な賞レースではイロモノ芸人やダークホースが来るという展開は珍しく、シンプルに実力者同士の実力のせめぎ合いというものに、より集約しやすい傾向があるように思います。

予選方式

他の大会と同様に、まず予選があり、それを勝ち抜いた芸人が決勝に出るという流れでございます。
大会は、
1. 「ytv漫才新人賞選考会」と
2. 「ytv漫才新人賞決定戦」に分けられます。

2019年3月3日(日)に行われますのが、「ytv漫才新人賞決定戦」であり、その「ytv漫才新人賞決定戦」に出場する芸人を決定するために、年をまたいで計3回行われてきたのが、「ytv漫才新人賞選考会」でございます。

「ytv漫才新人賞選考会」はROUND1, ROUND2, ROUND3 と夏、秋、冬の3回に分けて行われてきました。これがいわゆる予選であり、それぞれのROUNDを勝ち抜いた芸人が今回行われます「ytv漫才新人賞決定戦」に出場するという流れとなります。

各ROUNDから勝ち上がれるのは2組だけですので、2組×年3回の予選=計6組の芸人が「ytv漫才新人賞決定戦」に出場することになります。

ytv漫才新人賞決定戦

上に述べましたように、計三回の予選にて勝ち上がった6組の漫才師たちが今回の「第8回ytv漫才新人賞決定戦 2018-19」に出場いたします。

放送日時と会場

放送日

2019年3月3日(日)

放送時間

15:00~17:30(生放送)

会場

読売テレビ内スタジオ

ネタ時間

ネタ時間は1組4分となっております。

M-1グランプリというメガ大会もそうですが、近年の若手漫才師の賞レースにおいて、4分という短さで競うことは宿命のようなものになっております。やはり様々な事情でたとえば8分の漫才で競わせるというのは難しいのだと思います。

そうなりますと、出番順は最初の方が不利で、有利なのは後半の出番順で会場がうまくあったまったとき。漫才のスタイルとしては間の数を減らしボケの数を多くしたコンビがやはり有利になると思われます。

審査

審査方法

FIRST ROUNDでは、予選を勝ち抜きノミネートされた6組が、事前の抽選で決定した出番順に漫才を披露します。
そこから上位2組だけが最終決戦へ進み、もう一度漫才を披露して、審査員が採点します。
FIRSTROUND、最終決戦の合計得点が高いコンビが優勝となります。

配点

FIRSTROUND

  1. 審査員5名が、1組当たり一人100点満点で審査。5人合計500点満点で得点を出します。
  2. マスコミ審査員10名が、1組当たり一人100点満点で審査。10人の平均値をとり、100点満点で得点を出します。

⇒AとBの得点を合わせて600点満点で得点を出し、上位2組が最終決戦へ進みます。

最終決戦

FIRST ROUND を勝ち上がった2組がもう一つ4分間の漫才を披露。
FIRST ROUND の合計点と最終決戦の合計点が高い組の方に「ytv漫才新人賞」が与えられます。
FIRST ROUND 同様、同点となった場合はマスコミ審査員を除いた5名の審査員が面白かった方の札を上げ、獲得票が多かった方の組に「ytv漫才新人賞」が与えられます。

賞金

優勝者(「ytv漫才新人賞」受賞者)には100万円が贈呈(ぞうてい)されます。M-1グランプリの賞金は1000万円ですので、額としてはその10分の1ですが、関西の大きなコンテストでは賞金というよりも賞の称号に価値があるように思います。M-1グランプリは賞金と称号のどちらもすごいのですけれども。

MC

MCを千鳥、アシスタントを田中みな実さんが務められます。

千鳥は ROUND1, ROUND2, ROUND3 と予選に関してもすべて出演されていて、出場する芸人さんに対してコメントされておられましたが、アシスタントの田中みな実さんは予選には登場されず、決定戦だけポコっと出演されます。

とまあ、なんか険のある言い方になってしまいましたが、田中みな実さんは好きです(笑)。ですが、関西のアナウンサーの方が、関西で活動する芸人も身近なのでどちらにとってもいいと思うのですが、そこは大人の事情なのでございましょう。

審査員

審査員は下記の5名でございます。

審査員5名
オール巨人(審査員長)
ハイヒール・リンゴ
木村祐一
塙宣之(ナイツ)
石田明(NONSTYLE)

オール巨人

オール巨人さんはM-1グランプリでも審査をされていますが、審査員として非常に貴重な方ですね。
あの松本人志さんもオール巨人さんの審査につきまして、的確であり貴重な人だとご自身のtwitterで過去にツイートされておられます。

ハイヒール・リンゴ

ハイヒール・リンゴさんは現役で漫才をされておられますし、上沼恵美子さん同様、全国のテレビに出演されることは少ないですが関西ローカルの番組では、しゃべり倒している現役プレーヤーです。

木村祐一

木村祐一さんもNSCで講師を務めておられますので、若手のネタに関しては日ごろからよくご覧になっていると思います。

塙宣之(ナイツ)

塙さんにつきましては2018のM-1の審査が素晴らしかったことは記憶に新しいところでございます。今後もますます審査員としての需要は増す一方でしょう。

石田明

石田さんは演者ではありますが、ネタ職人の方ですし、作家としての才能がある方ですので審査員としての資質は誰も疑う人はいないでしょう。

それに加え漫才師としてバリバリの現役で大舞台の経験も十分にあり、素人では見ることができないところを見ている方でございます。
2018年のM-1後に、ナインティナインの岡村さんのラジオでM-1について語っておられましたが、思わず唸(うな)ってしまうような寸評をされておられました。

出場芸人

今回の「ytv漫才新人賞決定戦」に出場する芸人は、出演順に以下のようになっております。

出場芸人
  1. セルライトスパ
  2. コウテイ
  3. ネイビーズアフロ
  4. 紅しょうが
  5. からし蓮根
  6. たくろう

1. セルライトスパ

肥後さんと大須賀さんお二人とも最近お子さんが誕生されてますますお仕事に気合が入っておられます。全国ネットのテレビでお見かけすることはまだほとんどございませんが、関西での出演は少しずつ増えていると思います。関西でのテレビ出演はどちらかというと大須賀さん単体でお見かけすることが多いですので、今回優勝してお二人で出演されるようになるとよいですね。

2. コウテイ

予選ROUNDではオール巨人師匠から「東京に行ったらもしかしたらウケるかもしれない」と言われておりました。つまり、王道の実力派漫才師という枠ではなく、濃いキャラクターの漫才師なので、時代とうまいこと衝突したらウケるかもしれないポテンシャルを持っています。

ただ、出番順が2番ですので、そこがどう出るかですね。

3. ネイビーズアフロ

コンビで神戸大学出身のインテリコンビですが、「第49回NHK上方漫才コンテスト」の方にも出場が決まっている、学力以外も非常に優秀なコンビです。見るたびにうまくなっていっておりますし、割とネタも量産できるタイプです。

元々が賢いですので、戦い方というのもしっかり考えてこの大会に合わせたネタを準備してくるはずで、本気で優勝を狙いに来ると思います。

4. 紅しょうが

2018年の「THE W」では緊張して持ち味を発揮できなかったことが相当悔しかったようです。現在、関西ローカルで「名門!モウカリマッカー学園」という番組がやっており、紅しょうがも出演されているのですが、熊元プロレスさんがセーラー服着ている姿を見るだけで、吹き出してしまうほどおもしろいです。なんでしょうね。たぶん何回も見るたびにだんだんおもしろくなってくるコンビですね。

オール巨人師匠が鶴瓶さんの番組で「注目する若手」として挙げたなかの1組です。ちなみにもう2組は「たくろう」と「ネイビーズアフロ」でした。

5. からし蓮根

「第49回NHK上方漫才コンテスト」の方にも出場が決まっているコンビです。芸歴はまだ浅いですがかなりの実力者ですね。千鳥さんはツッコミの杉本さんを「華がある」と称しており、2018年のM-1グランプリでは、2017年のM-1グランプリ優勝者のとろサーモン久保田さんが注目しているコンビとして推しておられました。

順番も悪くないですし、今回はチャンスだと思います。

6. たくろう

M-1グランプリ2018敗者復活戦でのインパクトは金属バットに次ぐらいにあったのではないでしょうか。結成3年目とは思えない間(ま)の漫才をするコンビです。

この大会だけではなく、ネイビーズアフロやからし蓮根と同様に、同じ3月に行われます「第49回NHK上方漫才コンテスト」という大会の方にも出場することが決まっています。

まとめ

「ytv漫才新人賞決定戦」は、若手実力派漫才師の純粋な実力のぶつかり合いが見られる貴重な大会でございます。

霜降り明星は2018年にこの大会で優勝し、その年のM-1グランプリで優勝しました。それだけこの大会が実力を反映する大会だと言えますし、2019年のM-1グランプリへの道を作る大会ともいえますので、お笑いファンの方は見逃さない手はございません。

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