【その5】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(三四郎・金属バット・さらば青春の光・東京ホテイソン・ジャルジャル)

大阪は11月5日(月)、東京は11月6日(火)に行われましたM-1グランプリ2018準々決勝の結果が11月7日(水)に発表され、準決勝進出コンビ25組が決定いたしました。
この記事では、準決勝に進出する25組のコンビのうち、以下の5組について詳しく戦力分析いたします。
21. 三四郎
22. 金属バット
23. さらば青春の光
24. 東京ホテイソン
25. ジャルジャル
「からし蓮根、ニッポンの社長、マユリカ、霜降り明星、ダンビラムーチョ、マヂカルラブリー、スーパーマラドーナ、トム・ブラウン、プラス・マイナス、侍スライス、和牛、アキナ、ミキ、ギャロップ、たくろう、見取り図、ウエストランド、インディアンス、かまいたち、ゆにばーす」については下記記事をご覧ください。

【その4】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(見取り図・ウエストランド・インディアンス・かまいたち・ゆにばーす)

2018.11.11

【その3】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(和牛・アキナ・ミキ・ギャロップ・たくろう)

2018.11.10

【その2】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(マヂカルラブリー・スーパーマラドーナ・トムブラウン・プラスマイナス・侍スライス)

2018.11.08

【その1】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(からし蓮根・ニッポンの社長・マユリカ・霜降り明星・ダンビラムーチョ)

2018.11.08

M-1グランプリ2018準決勝進出コンビその5

エントリーNo.2853 三四郎

小宮浩信(こみや ひろのぶ、1983年9月3日
ツッコミ
1986年1月9日生まれ
東京都出身

 

相田周二(あいだ しゅうじ)
ボケ
1983年5月2日生まれ
東京都出身

 

結成年

2005年

実績

2010年 M-1グランプリ 準々決勝進出
2012年 THE MANZAI2012 2回戦進出
2013年 歌ネタ王決定戦 出場
2013年 第12回 漫才新人大賞 本選進出
2013年 第4回 あなたが選ぶお笑いハーベスト大賞 準決勝進出
2013年 THE MANZAI2013 認定漫才師
2014年 THE MANZAI2014 認定漫才師
2015年 M-1グランプリ 準々決勝進出
2016年 M-1グランプリ 準決勝進出(予選20位・敗者復活7位)
2017年 M-1グランプリ 準決勝進出(予選26位・敗者復活5位)

M-1決勝への展望

三四郎は、あれだけメディアに露出していてもM-1に出場してネタを作りこんでいる姿勢がまずは格好いいです。なかなかできることではないと思います。売れていない芸人さんならM-1にかける気持ちはわかるのですが、三四郎はもう売れているからです。こういう姿勢の芸人さんが僕は好きです。

以前、関西ローカルの「快傑えみちゃんねる」という上沼恵美子さんがホストの番組に三四郎が出演された際に、相田さんが「日本なのにレディファーストを当たり前に思っている女性」に対して不満を持っているということを語られました。

その意見に対して上沼さんに噛みつかれ、会場も相田さんが敵のような空気になる中で、「車も通っていないのに車道側をわざわざ男が歩かなくても」と相田さんがなおも言いますと、共演されていたアンミカさんに、「車道側くらい譲ろうよ!」と反論され、会場の女性たちもそれに対して拍手をするという、相田さんが完全一人アウェー状態になってしまっておりました。

僕としては日頃から相田さんと同じようなことを思っておりますので、相田さんの意見にとても共感し、「負けるな!」と思ったのを覚えています。上沼さんの「えみちゃんねる」という番組では、これと似た状況になることがたびたびあるんですが、小学校の時に女子が女教師も味方につけて結託し、一人の男子を寄ってたかって悪者にしていた光景を思い出します。

こういう状況では男が悪者になるので芸人でもなかなかこういう意見を言わなくなっております。かつてダウンタウンの松本さんは、こういった不満をガキ使のトークなどでしゃべり、同じような不満を持った男たちの代弁者でありカリスマでした。

ともあれ、三四郎さんには決勝まで行って、上沼さんに高得点をつけさせるような漫才を披露して欲しいです。

エントリーNo.3072 金属バット

小林 圭輔(こばやし けいすけ)
ボケ
1986年3月6日生まれ
大阪府出身

 

友保 隼平(ともやす しゅんぺい)
ツッコミ
1985年8月11日生まれ
大阪府出身

 

結成年

2006年

M-1決勝への展望

笑い飯・西田さんイチオシのコンビです。個人的には今回一番決勝まで来てほしいと思っているコンビです。コンビ名も金属バットて。もっと他にあったやんという。この格好つけない感じが格好いいのです。

漫才がおもしろいのですが、格好いいのですよお二人とも。僕が関西人でなかったら、友保さんの関西弁にさぞかし憧れていたでしょうね。金属バット関しては下記記事にて詳しく紹介しておりますのでご覧くださいませ。

M-1グランプリ2018は芸人・金属バットが世間にちょっとだけバレた日

2018.10.24

エントリーNo.3348 さらば青春の光

東ブクロ(ひがしぶくろ)
ボケ
1985年10月6日生まれ
大阪府出身

 

森田 哲矢(もりた てつや)
ツッコミ
1981年8月23日生まれ
大阪府出身

 

結成年

2008年

実績

2008年
M-1グランプリ2008 2回戦進出
2009年
第39回NHK上方漫才コンテスト 本選進出
キングオブコント2009 3回戦進出(この時森田がインフルエンザにかかり出場辞退)
M-1グランプリ2009 準決勝進出
2010年
第31回ABCお笑い新人グランプリ 決勝進出
第11回笑わん会 優勝
キングオブコント2010 準決勝進出
第25回NHK新人演芸大賞 本選進出
M-1グランプリ2010 3回戦進出
2011年
第32回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
第41回NHK上方漫才コンテスト 準優勝
キングオブコント2011 準決勝進出
第26回NHK新人演芸大賞 本選進出
THE MANZAI 2011 認定漫才師 本選サーキット進出
決勝トーナメント進出は逃すが、認定漫才師50組中16位から25位の組が参加できるワイルドカード決定戦に21位で進出した。
2012年
第33回ABCお笑いグランプリ 準優勝
キングオブコント2012 準優勝
第27回NHK新人演芸大賞 本選進出
THE MANZAI 2012 認定漫才師 本選サーキット進出
2013年
キングオブコント2013 第4位
THE MANZAI 2013 2回戦進出
2014年
日本喜劇人協会主催 第1回コント新人大賞 優勝
キングオブコント2014 決勝ファーストステージ敗退
THE MANZAI 2014 認定漫才師 本選サーキット進出
2015年
キングオブコント2015 決勝10位(最下位)
M-1グランプリ2015 準決勝進出
2016年
第37回ABCお笑いグランプリ 決勝進出
キングオブコント2016 2回戦進出
M-1グランプリ2016 決勝4位
2017年
キングオブコント2017 決勝3位
M-1グランプリ2017 準決勝進出
2018年
キングオブコント2018 決勝4位

M-1決勝への展望

もはや大きな賞レースの常連です。一言でいうと化け物コンビですね。M-1でもキングオブコントでも決勝の常連というのは本当に化け物です。ただ、準々決勝では会場の空気があまり良くなかったのか、いまいちウケていないように感じました。正直大丈夫かなと思いましたが、無事準決勝に進まれてほっとしました。

さらば青春の光はコントが面白すぎて、漫才をやっていても「漫才をやっているコント」のような空気感になってしまうのがちょっとかわいそうな時があります。準々決勝のウケはいまいちでしたが、3回戦のネタは森田さんの才能を見せつけられたネタでした。

エントリーNo.2851 東京ホテイソン

たける
ツッコミ
1995年3月24日生まれ
岡山県出身
ショーゴ
ボケ
1994年2月1日生まれ
東京都出身

 

結成年

2004年

M-1決勝への展望

備中神楽(びっちゅうかぐら)をされていたツッコミのたけるさんが独特の節回しでツッコむというコンビです。

ボケをある程度泳がせてから備中神楽ツッコミをされるのですが、あれだけボケを泳がせるというのは勇気のいることです。時間の短いM-1では短い時間にボケの数をたくさん盛り込んだ方が有利だと言われているからです。これはM-1創始者の島田紳助さんも仰っていたことです。それを覆したのが2010年に笑い飯と対決したスリムクラブだったわけですが、スリムクラブともタイプが違います。

今回の予選ではお客さんにかなり大きな笑いが起きています。ポイントを絞ってネタを作られているのでしょう。そのポイントが芯をとらえているので、あれだけボケを泳がせても会場を巻き込んでウケることに成功しています。さらに、備中神楽ツッコミを、観ている側が「いつ出るかないつ出るかな」と気付いたらワクワクしてしまっているのです。決勝に来たらおもしろいコンビだと思います。

エントリーNo.3933 ジャルジャル

後藤 淳平 (ごとう じゅんぺい)
ツッコミ
1984年3月20日生まれ
大阪府出身
福徳 秀介(ふくとく しゅうすけ、
ボケ
1983年10月5日生まれ
大阪府出身

 

 

結成年

2003年

実績

M-1グランプリ
2002年 第2回 M-1グランプリ2002 1回戦(NSC時代に出場)
2003年 第3回 M-1グランプリ2003 3回戦
2004年 第4回 M-1グランプリ2004 3回戦
2005年 第5回 M-1グランプリ2005 3回戦
2006年 第6回 M-1グランプリ2006 準決勝
2007年 第7回 M-1グランプリ2007 準決勝
2008年 第8回 M-1グランプリ2008 準決勝
2009年 第9回 M-1グランプリ2009 準決勝
2010年 第10回 M-1グランプリ2010 第8位
2015年 第11回 M-1グランプリ2015 第3位
2016年 第12回 M-1グランプリ2016 準決勝(予選19位・敗者復活戦投票6位)
2017年 第13回 M-1グランプリ2017 第6位
キングオブコント
2008年 第1回 キングオブコント2008 準決勝
2009年 第2回 キングオブコント2009 第8位
2010年 第3回 キングオブコント2010 第4位
2011年 第4回 キングオブコント2011 準決勝
2012年 第5回 キングオブコント2012 準決勝
2013年 第6回 キングオブコント2013 準決勝
2014年 第7回 キングオブコント2014 準決勝
2015年 第8回 キングオブコント2015 準決勝
2016年 第9回 キングオブコント2016 準決勝
2017年 第10回 キングオブコント2017 準決勝
その他
2005年 第1回 BGO上方笑演芸大賞 新人賞
2006年 第17回 オールザッツ漫才 準優勝
2007年 第22回 NHK新人演芸大賞演芸部門 大賞
2007年 第1回 笑いの超新星 新人賞
2008年 第29回 ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2008年 第2回 笑いの超新星 最優秀新人賞
2008年 第19回 オールザッツ漫才 優勝
2009年 第44回 上方漫才大賞 優秀新人賞
2013年 第34回 ABCお笑いグランプリ 優勝

M-1決勝への展望

一言でいうと、化け物コンビです。これだけメディアに露出してあれだけの数のネタを披露されていても、新たな視点のネタを次々と生み出す化け物です。
去年はピンポンパンで爆笑をさらい、審査員の松本さんからは「一番おもしろい」と評価されましたが、他の審査員からの点数が伸びず、最終決戦にも残れませんでした。とろサーモン村田さんが、注目のコンビを聞かれ、下記のように答えています。

村田「最近の仕上がりで言うと、やっぱりね、ジャルジャルがね、またね、ニューシステム作ってきてるんですよ。前回ピンポンパンで。あれも独特なジャルジャルのシステムじゃないですか。またね、そういう系の漫才作ってきてるんですよ。ジャルジャルちょっとあるんじゃないかなと」

(GYAO!「M-1最前線」より)

事実、2018の予選でジャルジャルは新たなシステムを発明され、しかも会場を爆笑させるという化け物ぶりを発揮しています。

一つ不安があるとすれば、さらば青春の光と同様、ジャルジャルが漫才をやっても、どうしても「漫才をやっているコント」に見えてしまうという点でしょうか。それほどコントの出来が傑出(けっしゅつ)しているということなのですが、たとえば中川家・礼二さんなどの審査員から点が伸びないのはこういったところにあるのかなと思います。

2010年のM-1決勝にジャルジャルが出場された際も、会場はめちゃくちゃウケていたのですが、おもしろいけどこれを漫才と言っていいのかといった感じでした。事実、審査員の松本さんも、「これを漫才といっていいのか…」とコメントされていました。ところが、去年のM-1では松本さんに絶賛されていましたので、今年は決勝に進んですべての審査員に高得点をつけざるを得ないほどの漫才を披露してほしいです。

【その4】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(見取り図・ウエストランド・インディアンス・かまいたち・ゆにばーす)

2018.11.11

【その3】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(和牛・アキナ・ミキ・ギャロップ・たくろう)

2018.11.10

【その2】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(マヂカルラブリー・スーパーマラドーナ・トムブラウン・プラスマイナス・侍スライス)

2018.11.08

【その1】M-1グランプリ2018準決勝進出コンビ戦力分析!(からし蓮根・ニッポンの社長・マユリカ・霜降り明星・ダンビラムーチョ)

2018.11.08

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