【2019】第49回NHK上方漫才コンテスト優勝者は!

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2019年3月1日(金)に「第49回NHK上方漫才コンテスト」が行われます。その名の通り、上方芸人のためのコンテストであり、上方芸人にとりまして非常に価値あるコンテストでございます。

この記事では、その「第49回NHK上方漫才コンテスト」の詳細につきましてご紹介いたします。

上方漫才コンテストとは

名前がややこしいですが「NHK上方漫才コンテスト」は、2019年1月14日に行われました「上方漫才協会大賞」とはまた別のコンテストでございます。

お笑いコンテストの中では歴史ある大会であり、上方芸人にとって非常に栄誉ある賞という位置づけでございます。それは過去の受賞者を見てもわかることでございます。

主な歴代受賞者

師匠クラス

何をもって「主な」というのかわかりませんが、一般的に知名度がある芸人さんということでいいますと、最優秀賞を受賞した芸人さんは、現在師匠クラスと呼ばれる方の中では中田カウス・ボタン、オール阪神・巨人などが挙げられます。

お笑い第三世代

ダウンタウンなどはお笑い第三世代と言われておりますが、そのあたりでいいますと、太平サブロー・シローやトミーズなどが受賞しております。ちなみにトミーズが最優秀賞を受賞した年にダウンタウンは優秀賞を受賞しておられます。

M-1第1期(2001-2010)世代

M-1第1期(2001-2010)あたりの世代でいいますと、ハリガネロック、アメリカザリガニ、キングコング、フットボールアワー、笑い飯などが最優秀賞受賞者です。ちなみにキングコングは2000年に最優秀賞を受賞したわけですが、この時なんとNSC(吉本興業のお笑い養成所)在学中、キングコング結成5か月での受賞です。

キングコングの同期である南海キャンディーズ・山里さんはこの事に大きな衝撃を受けました。山里さんは当時はまだ南海キャンディーズではなく、別の相方と「足軽エンペラー」というコンビを組んでおられましたが、キングコングに嫉妬するあまり当時の相方を追い込み、結果、当時のコンビを解散するに至ります。

優秀賞では、二丁拳銃、りあるキッズ、ライセンス、チュートリアル、麒麟、千鳥などが挙げられます。

M-1第2期(2015-)世代

M-1第2期(2015-)あたりの世代でいいますと、最優秀賞受賞者は、プラスマイナス、とろサーモン、ギャロップ、銀シャリ、スーパーマラドーナ、かまいたち、ウーマンラッシュアワー、和牛、アキナ、ミキ、アインシュタインなどが挙げられます。近年のお笑いに詳しい方であれば、そうそうたるメンバーだなとお思いになるのではないでしょうか。

優秀賞に関しましても、さらば青春の光、学天即、タナからイケダ、インディアンス、トット、プリマ旦那などが挙げられます。

第49回NHK上方漫才コンテスト開催概要

開催日時

開催日

2019年3月1日(金)

開場

18:30

開演

19:15

会場

NHK大阪ホール

放送日時

放送日

2019年3月1日(金)

放送時間

19時30分~20時42分

放送局

総合テレビ(関西地域)

司会

千原兄弟、田中真琴

審査員

当日、本選の審査員を務めるのは以下7名の方でございます。

審査員7名
西川きよし
桂文珍
ハイヒール・リンゴ
ユウキロック
内藤剛志
大林素子
大池晶(おおいけあきら)

大池昌

大池昌さんという方は漫才作家・放送作家の方でございます。生活笑百科という番組の台本を担当されております。

お笑い界以外の審査員

M-1では審査員は全員お笑いの方ですが、上方漫才コンテストでは今回でいいますと内藤剛さんや大林素子さんなどお笑い界以外からも審査員がいらっしゃいます。

個人的には、こういったやり方には出場する芸人さんに対する敬意がなく、大反対でございます。出場する芸人さんがプロであるなら、審査員も当然その道のプロであるべきだというのが僕の考えです。それはどんな分野でも同じではないでしょうか。

これについてはまた別の記事にいたします。

審査方法

トーナメント方式

出場8組は本番前に組み合わせ抽選会を行い、4組ずつ2つのブロックに分けて1次審査を行います。そして、その1次審査を勝ち上がった各ブロック1組ずつ(2組)の対戦による決勝審査を行うトーナメント方式でございます。

出演順

Aブロック

  1. ラニーノーズ
  2. からし蓮根
  3. さや香
  4. たくろう

Bブロック

  1. ジュリエッタ
  2. ネイビーズアフロ
  3. 丸亀じゃんご
  4. インディアンス

ネタ時間

ネタの時間は1組4分で行います。2010年の第40回大会から2017年の第47回大会までは1次審査は1組4分、決勝審査は1組8分でしたが、48回大会では決勝審査も1組4分で行われました。

最終審査

トーナメントを勝ち上がった2組の決勝審査のネタ終了後、審査員の投票により、最多得票を得たコンビが優勝となります。

出場芸人8組

当日、本選に出場する芸人さんは以下の8組の芸人さんでございます。今回選ばれた8組は、本選が行われる前に132組の中から予選を勝ち抜いた8組の実力者でございます。

出場芸人8組
インディアンス
からし蓮根
さや香
ジュリエッタ
たくろう
ネイビーズアフロ
丸亀じゃんご
ラニーノーズ

インディアンス

M-1グランプリ2018では敗者復活戦で3位という結果を残しておられます。そして、2018年の上方漫才コンテストでは優秀賞を受賞しておられます。実は2015年にも上方漫才コンテストで優秀賞を受賞しておられますので、2019年こそは最優秀賞が欲しいと思っておられるでしょう。

ボケの田渕さんはインディアンスの前はミキの昴生さんと「やぶれかぶれ」というコンビを組んでおられました。現在のツッコミは木村さんですが、木村さんと昴生さんはツッコミの系統として似たタイプですので、興味深いですね。

からし蓮根

2019年3月3日に行われますytv漫才新人賞決定戦への出場も決まっているコンビです。熊本弁のキレのあるツッコミがいいと言われがちで、実際そうなのですが、実は熊本弁を抜きにしても、そもそものワードセンスも抜群です。

実力があり、どんな賞にも顔を出すという印象でございます。そろそろ大きな大会で賞が欲しいと思っているはずです。実力もさることながら、千鳥のお二人はツッコミの杉本さんのことを「華がある」と評しておられます。

実力に加え華がある。賞レースの記事でこう言っては元も子もないですが、このコンビに関しては正直、賞を獲らなかったとしても売れるのは時間の問題だと思います。

さや香

M-1グランプリ2017では決勝進出。同年代と比べても大阪でのテレビ出演は増えております。ネタはワンパターンなのかなと思いきや、なぜだか毎回ちゃんとおもしろい実力者ですね。

さや香のネタのパターンは、2006年のM-1グランプリでチュートリアルが見せたネタのパターンとよく言われますが、演者としての表現力の幅としてはチュートリアル・徳井さんよりも、さや香・新山さんの方が多彩であると思います。だから中身を変えた同じパターンのネタを見てもおもしろいと感じることができるわけですね。

ジュリエッタ

2018年の12月30日に行われた金属バットの「ラジオバンダリーライブ」の公開収録ではゲストとして出演されておりました。

金属バットは2018年のM-1敗者復活戦で話題になり、12月は東京でのお仕事も増えてちょっとお疲れ気味だったのですが、そのお疲れ気味の金属バットのお二人をカバーされた井尻さんは凄かったです。

井尻さんが五臓六腑(ごぞうろっぷ)の働きで場を回し、ツッコんでおられました。こんなにおもしろい芸人さんでもまだ世間的には売れていないというのが、本当にお笑い界というのは恐ろしいなと思わされます。

ちなみに藤本さんは元々はアキナの山名さん、秋山さんと「ソーセージ」というトリオを組んでおられました。

東京のテレビに出られるときはたいていコントですが、ジュリエッタは漫才もおもしろいですし、藤本さんは声がキレイで井尻さんはツッコミがうまい。今回はしゃべくり漫才が見たいですね。

たくろう

M-1グランプリ2018の敗者復活戦では結成2年目で知名度がないにもかかわらず5位という成績を残しました。

2019年3月3日に行われますytv漫才新人賞決定戦に出場することも決まっている、注目の若手コンビです。持ちネタの数とバリエーションがまだまだ少ないことが弱点といえば弱点ですが、独特の空気感を持っているオリジナリティあるコンビですので、大丈夫でしょう。

ネイビーズアフロ

神戸大学出身の高学歴コンビで、ytv漫才新人賞決定戦にも出場することが決まっております。

高学歴の漫才師は、どうしてもインテリの部分が先行してしまいがちで、観ている方がイヤらしさを感じ取ってしまい、高学歴ということがマイナスに作用してしまうことが多いのですが、ネイビーズアフロはちゃんと腕があり、板(舞台)の上に立つたびにどんどん上手くなっていっているセンスあるコンビですので、とても期待できると思います。

丸亀じゃんご

ytv漫才新人賞の予選でも、とてもおもしろいネタを披露されており、審査員のオール巨人さんもホメておられました。惜しくもytvの方は本選に出場できなかったのですが、設定に斬新さはなくとも、ネタの構成と観ている方を引き込む力があるコンビです。

ラニーノーズ

ギターの印象が強くイロモノという目で見てしまいがちですが、発想もおもしろいですし、またそれをネタとしてちゃんと表現できるコンビですので、場数をこなして今よりさらに上手くなったらどうなってしまうんだろうかと思います。他の出場芸人とは違った芸風ですので、そういった意味ではチャンスかもしれません。

アインシュタインの相対性ラジオ

2018年の「第48回NHK上方漫才コンテスト」はアインシュタインが優勝されました。2019年の上方漫才コンテストも近づき、それにちなみまして、「アインシュタインの相対性ラジオ」というラジオ番組がNHKにて放送されます。(2月18~22日、同25日~3月1日=関西ローカル)

「アインシュタインの相対性ラジオ」放送予定

各回のゲストと放送日時は以下の通りです。

ちなみに、期間後半の数回は、見学無料のNHK大阪放送局1階「BKプラザスタジオ」から公開生放送される予定とのことです。

第1回:ラニーノーズ

放送日時

2019年2月18日(月)18:00

第2回:たくろう

放送日時

2019年2月19日(火)18:00

第3回:ジュリエッタ

放送日時

2019年2月20日(水)18:00

第4回:インディアンス

放送日時

2019年2月21日(木)18:00

第5回:からし蓮根

放送日時

2019年2月22日(金)18:00

まとめ

2019年1月14日に行われました「上方漫才協会大賞」は見取り図が大賞を獲りましたがテレビでの放送はございませんでしたので、今回の「NHK上方漫才コンテスト」は楽しみでございますね。

メキメキ実力をつけている若手漫才師ばかりですので、誰が優勝してもおかしくありません。大会前に放送されますラジオ番組も併せまして、楽しみに待つことにいたしましょう!

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